
今回、新たにGX志向型住宅の条件としてHEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)の導入が必須になりました。それに伴い、HEMSとは何か、そして補助金を受けるために必要な準備について、わかりやすく解説します!
今回の内容は、下記の記事に記載した「GX志向型住宅の条件」に追加されたものになります。
まだ下記の記事を読んでいない方は、ぜひそちらも合わせてご確認ください。
これで、HEMS導入の背景や、他の条件についてもよく理解できるはずです!
HEMSとは
HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)とは、家のエネルギーを見える化して、かしこく管理できるシステムのことです。
例えば、スマホのアプリでエアコンや照明の電気使用量をチェックできたり、外出先からエアコンをつけたり消したりできるようになります。

1. スマートメーターが電気を測る
家の中でどれだけ電気を使っているか、発電しているかを測定します。
2. そのデータをHEMSに送る
測ったデータは、HEMS(エネルギー管理システム)に送られます。
3. HEMSがそのデータで電気の状況を確認・記録する
家の電気がどう使われているかを分かりやすく見えるようにしてくれます。
※スマートメーターとは?
家の中の電力消費や発電量をリアルタイムでデジタル測定する最新の電力量計です。
設置場所は、一般的に家の外にある電気メーターの近くや、室内の分電盤付近に設置されます。
データは自動でHEMSコントローラーに送られ、特に操作は不要で、家電との連携もスムーズに行われます。
HEMSが必要な理由
- Qそもそも、どうしてHEMSが必要なの?🤔
- A
HEMSが注目されているのは、家庭のエネルギー消費を減らして環境に優しくするためなんです🌱
✅ 脱炭素社会を目指している
→ 日本は温室効果ガスの排出ゼロを目指していて、家庭のエネルギー管理もその一環です。
効率よく電気を使うことが求められています。
✅ 電気代の高騰に対応するため
→ 電気料金が上がり続ける中、HEMSを使えばムダな電気を減らし、効率的に使えるので、家計の負担を減らせます💡
✅ 電力の安定供給にも貢献
→ 節電やエネルギー管理をすることで、電力消費のバランスを取る助けになり、安定した電力供給を支えることができます。
HEMSを導入すると、家全体の電力使用状況をリアルタイムでチェックでき「今日は電気を使いすぎてるから少しセーブしよう」といった工夫ができます。
これによりムダな電気代を減らし、節約やエコに繋がります。効率的なエネルギー管理をサポートし、環境への負荷も軽減。政府の環境保護推進に合わせ、持続可能な生活が可能になります💡
どんな製品が対応してる?HEMSのメーカー選び

HEMSってどんな製品を選べばいいの?

どのメーカーのものを買えば補助金の対象になるの?
こういう疑問、出てきますよね!🏠💡
HEMSを導入するには、対応した家電や設備を選ぶ必要があります。
でも、「どれが対応してるのかよく分からない…」 という方も多いのではないでしょうか?
そんなときは、エコネットコンソーシアムが公開している対応製品の一覧をチェックするのがおすすめです🔍
📝 補助金の対象となるのは、この一覧に掲載されている製品のみ!
対応製品の一覧はこちら👇
🔗 エコネットコンソーシアム公式サイト

じゃあ、どの製品が自分の家に合ってるの?
こんなふうに思う方もいらっしゃるかもしれません。
家の設備やライフスタイルに合わせて選ぶのがポイント!😊
メーカーの公式HPや住宅会社の担当者と相談しながら、ベストな組み合わせを見つけるのがおすすめです✨
特にHEMSのコントローラーは、HEMS導入に欠かせないアイテム。
家全体のエネルギー管理をする「指令塔」のような役割があり、これがないと家電とつながりません。
いろんなグレードのものがあり、機能や価格帯もさまざま。
シンプルなモデルでも補助金の対象になります💡
「せっかくなら高機能なものを…?」と迷うかもしれませんが、基本的な機能が備わっていれば問題なし◎
まずは、自分の家でどんな使い方をするかを考えて、無理のない範囲で選ぶのがポイントです✨
HEMS申請に必要な書類って?交付申請・完了報告のチェックリスト
✅ 交付申請(予約を含む)時に必要なもの
設置予定の「コントローラ」が掲載されている エコーネットコンソーシアムのHPのURL
💡 :HEMSのコントローラが対応していることを確認して、該当ページのURLを提出!
✅ 完了報告時に必要なもの
設置した「コントローラ」の 製品型番が記載されたメーカー発行の保証書等
💡 :保証書のコピーを忘れずに!製品型番がハッキリ分かるものを準備しよう!
現在の情報は確定事項ではないため、最新の申請条件や必要書類については、国土交通省の公式HPを随時チェック✅ しておくことが大事です🔍
🔗子育てグリーン住宅支援事業
HEMS導入の手続き期間について
現段階では、交付申請の期間や予約の受付期間はまだ確定していませんが、現時点で分かっていることをお伝えしますね📝
交付申請の予約期間
・申請開始~予算上限に達するまで(遅くとも2025年11月14日まで)
※2025年5月以降に受付開始予定
交付申請期間
・申請開始~予算上限に達するまで(遅くとも2025年12月31日まで)
※2025年5月以降に受付開始予定
完了報告期間
・2026年7月31日まで(最終報告期限)
💡HEMS導入後、速やかに完了報告を行いましょう⌛
申請や予約の受付は予算が上限に達した時点で終了となるため、予算が早く埋まってしまう可能性があります。早めに申請を進めることが大切です。状況を随時チェックして、申請が遅れないようにしましょう!
HEMS導入にかかる費用と電気代の節約効果
「HEMS導入って、結局どれくらいの費用がかかるの?」という疑問、皆さんも持ちますよね🤔
実際、HEMSの導入費用は家の設備や選ぶ機器によって異なりますが、一般的には以下のような費用がかかることが多いです。
🔹HEMS本体:大体8~15万円程度
🔹分電盤の設置:12~20万円程度
🔹HEMS対応家電や施工費他:これも家の設備や選ぶ機器によって異なりますが、総額で100万円を超えることもあります。
「うーん、高いな…」と感じるかもしれませんが、実際には家の規模や選ぶ機器によっては、もう少し安く済むこともあります💡
見積もりを取ってみると意外と予算内で収まることもあるので、あまり心配しすぎずに一度確認してみるのが大事です👀✨
そして、「お金がかかるなら、その分しっかりと効果があるの?」という不安もあると思います。
HEMSを導入することで、家計の電気代をしっかり節約することができます💸
特にGX志向型住宅の他の条件である太陽光発電と組み合わせると、年間数万円の節約が可能になることも!☀️🏡
太陽光発電で得たエネルギーをHEMSで効率よく管理できるので、電気代を大幅に抑えることができます✨
HEMSを使えば、家全体のエネルギー使用状況をリアルタイムで把握できるので、無駄な電力を削減したり、使っていない家電の電力をオフにすることが可能です。
その結果、電気代が少しずつ減り、長い目で見れば、導入費用をカバーできる可能性が高いんです🔋
毎月の電気代が減ることで、家計がラクになるのは大きなポイントですね😊◎
まとめ
今回は、GX志向型住宅の条件に新しく追加されたHEMSの導入についてお話ししました💡
HEMSを取り入れることで、家全体のエネルギーを見える化し、効率的に管理できるようになります🏠
さらに、補助金を活用すれば、コストを抑えて導入することも可能!💰
ただし、申請には必要な書類や手続きの期限があるため、早めの準備が大切です。補助金の受付は予算上限に達し次第終了となるため、最新情報をこまめにチェックしておきましょう🔍
「どのHEMSを選べばいい?」と迷ったら、まずは自分のライフスタイルや設備に合うものを選ぶことがポイント!メーカーや住宅会社の担当者と相談しながら、最適なプランを見つけてみてください😊
以前書いた下記の記事と合わせて読んでいただければ、HEMSの導入がどのように条件に関連しているかがより分かりやすくなるかと思います!
また、GX志向型住宅に関する最新情報は国土交通省の公式HPで確認できます✅
🔗子育てグリーン住宅支援事業
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