今日は啓蟄だそうです。

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工事課の石川です。

きょう3月5日は、二十四節気の1つ「啓蟄(けいちつ)」。
冬の間土の中にいた虫たちが春の暖かさを感じて外に這い出てくるころ、という意味だそうです。

「啓」には「ひらく、開放する、(夜が)明ける」という意味があり、「蟄」には「冬ごもりのために虫が土の下に隠れる、とじこもる」などの意味があるそうです。

この時期に旬をむかえるのは、ふきのとうやたらの芽、たけのこなどの山菜。

これらの山菜には独特の苦味がありますが、その正体は抗酸化作用のあるポリフェノールで、「春の皿には苦味を盛れ」という言葉があり、春は山菜を食べて冬の間に蓄積した老廃物を排出すると良いといわれているそうです。

ほろ苦く春を味わいながら健康にいいなんて、一石二鳥な日本の風土と食生活を楽しんでいきたいです。

仕事の方は、2月末にクリニックを引き渡しました。

新築木造2階建でした。

昨年に建築の準備をはじめたころは、コロナウィルス等の影響もあり、建築を控えて計画を延期したり頓挫したりして、材木の流通がしなくなりました。
そこで出たのが 「過剰木材在庫利用緊急対策事業」 で、病院等のインフラ性の高い建築物を木造で建てると、国から支援を受けられるということです。

まさにこの建物のためにあるような制度です。

この制度を利用するためには、どの部分にどんな木材をどれだけ使っているかという材積表や図面、現場の工事中の写真や完成写真等が必要です。

消防の検査や建築完了検査等が終わり、施主様の検査後に引渡も終わりました。

今は最終申請の手続きをしているようです。
現場での作業は終わりましたので、すべての手続きが無事に終わりますように祈ります。

クリニックは、これから医療機器や事務用品などが搬入され、4月初旬に開院です。

地域の皆さんに役立つ建物になれば嬉しい限りです。

今回はこの辺りで失礼します。