共働き夫婦で今から家を建てたいと思っている方は、家事動線を重視している方は多いのではないでしょうか?
・朝の時間は出勤や子供の登園準備でバタバタ
・物が増えて片付けが後回しになり家が散らかってしまう など
共働き夫婦にとって家事をいかに効率よくできるかはかなり重要ですよね。

だからこそ、家を建てる際には、毎日の動きをスムーズにする「家事動線」を意識した間取りの工夫がとても重要になってきます。
そこで今回は、注文住宅のプロが提案する「家事楽動線」に注目し、共働き夫婦にぴったりの間取りアイデアをご紹介します。
忙しい毎日でも少しでも家事の負担を減らし、家族との時間をゆったり過ごせるような住まいづくりのヒントをお伝えしていくので、ぜひ参考にしてみてください!
共働き夫婦が抱える「家事負担」のリアル

一般的な勤務時間は「朝9時〜夕方5時」ですが、出勤準備や通勤を含めると、実際は「朝8時から夜6時頃」まで家を空けている方がほとんどではないでしょうか。
そうなると、朝の慌ただしい時間帯や帰宅後の限られた時間の中で、いかに効率よく家事をこなすかが大きな課題になります。
特にお子様がいるご家庭では
・夕食の準備
・宿題の確認
・お風呂や寝かしつけ など
やることが盛りだくさん。
自分のことは後回しにして、子どもの世話をしながら家事をこなす毎日は想像以上に大変です。
中でも「料理」と「洗濯」は毎日欠かせない家事でありながら、時間も手間もかかるため負担に感じている方が多いです。
なぜ家事動線が重要なのか?

家事動線(料理・洗濯・掃除などの動きや流れ)を最適化することで日々の“プチストレス”を大幅に軽減できます。
特に共働き世帯では、限られた時間の中で効率よく家事をこなす必要があり、動線が悪ければ家事負担の原因になります。
例えば、
・洗濯機から物干し場までの距離が遠い
・キッチンから離れた場所にあるダイビングへの配膳が面倒 など
毎日の繰り返しがストレスになることも。
ですが、動線が整っていると効率性アップはもちろんのこと「子育て」にも好影響があります。
「料理をしながら子供の様子を見守るキッチン間取り」や「帰宅後すぐに手洗いができる動線」など、ちょっとした工夫が良い生活習慣の定着にも繋がるのです。
家事がはかどる動線の基本3原則

次に「家事動線を考える際の基本的な考え方」についてご紹介していきます。
このポイントを押さえておくだけで、間取りの見方がガラッと変わります!
一つ一つ確認していきましょう。
回遊動線でスムーズな移動
回遊動線とは…家の中を一周まわれるような動線設計。複数ルートがあるため、スムーズな移動が可能。
例えば、「玄関→収納→洗面室→リビング→玄関」の回遊導線の場合。
帰宅後すぐに上着を脱ぎ、手洗いを済ませてからリビングへと自然と移動できます。
時短のために「料理をしながら洗濯を回す」という複数の家事を同時進行で行う方は多いはず。
そんな時に、無駄な動きが少なく行き来もしやすい動線があると時短にも繋がりますね。
生活動線を意識した間取り
「洗濯・料理・掃除」など、毎日の一連作業がスムーズに繋がるように空間配置を工夫することで家事効率にも繋がります。
例えば、キッチンのすぐそばに収納スペースがあれば、買い置きした食材をすぐに取り出せて料理の準備がスムーズになります。
また、買い物から帰ってきたときも、玄関から収納までの動線が短ければ荷物の片付けもラクになりますよね!

このように生活導線を意識した間取りがあるだけでストレスも減り、時短にも繋がりますよ♪
収納の配置計画
頻繁に使うモノは、使う場所の近くに収納を配置しておくことが鉄則です!
例えば、
・キッチン近くに買い置き食材の収納スペース
・洗面所や洗濯機の近くにタオル類の収納棚
・玄関に傘や鍵などの収納 など
このように「よく使う場所=収納場所」にするだけで無駄な動きがなくなり、家事負担も軽くなります。
特に収納の配置は、暮らし始めてからの快適さに直結する重要なポイント。
だからこそ、住む前に「何をどこにしまうか」をしっかり考えておくことが大切です。
家事楽動線間取りアイデア5選!

では、具体的な「間取りアイデア」についてご紹介していきます!
「いいな」と思ったものはぜひ取り入れてみて下さいね。
ランドリールーム+ファミリークローゼット
ランドリールームのすぐそばにファミリークローゼットを配置することで、洗濯から収納までの流れがスムーズに。
衣類を畳まずに、ハンガーにかけるだけで済むので手間もかなり省けます。
しわになりやすいシャツなども、ランドリールームでサッとアイロンをかけられるので時短にも繋がります!

収納物がひと目でわかりやすく、整理整頓もしやすいファミリークローゼットは今はとても人気です!
室内干しスペースを作る
室内に「洗濯物を干すスペース」を設けておくことで、毎日の家事がグッとラクになります。
一般的に、洗濯物を2階のベランダまで運んで干す間取りも多いですが、階段の上り下りは意外と重労働。
その点「室内干し」なら洗濯機のすぐそばに干せるため、移動の手間が省けて効率的です。
さらに、天候に左右されないのも大きなメリット。
雨の日にリビングで干して、家族のくつろぎスペースが狭く感じてしまう…なんて心配もなくなります。
あらかじめ室内干し専用のスペースを確保しておけば、毎日の洗濯がもっと快適になりますよ!
玄関とパントリーを直結
玄関とパントリーを直結することで、食材や日用品をすぐに収納できラクに移動できます。

重い荷物を家の奥まで運ばなくて済むのは、嬉しいポイントですよね!
また、玄関とパントリーが近いためストックをすぐに確認でき、買い忘れ防止にも繋がります。
さらに、パントリーにゴミ箱を設置しておくことでスムーズに玄関まで行けるため、行ったり来たりする手間もなくなりますね。
横並びダイニング
横並びのダイニングは“配膳の手間”を大幅に軽減してくれます。
ダイニングが離れていると、家族分の料理を運ぶだけでも一苦労。
お盆を使っても4人家族の場合は、4往復以上しなければなりません。

また、仕事終わりに座って立ち上がってを繰り返すだけでも意外と疲れますよね。
ですが、横並びのダイニングであれば移動距離が短く、必要なものもすぐ手に取ることができます。
食事の片付けも、シンクにサッと置けるのは嬉しいポイントですね。
玄関から洗面室へ直行できる動線
玄関から洗面室へすぐにアクセスできる間取りは、帰宅後の「手洗い・着替え」がスムーズに行えます。
特にお子様がいるご家庭では、雨で濡れた服や泥んこになって帰ってきた時でも、リビングを通らずに洗面室でそのまま対応することができるので、室内を汚さずに済みます。
室内に汚れを持ち込まないため、掃除の手間も減らせるのは大きなメリットですね。
【施工事例】共働き夫婦も納得!大阪の家事楽間取り実例3選
では実際に、弊社の「家事楽間取りの実例」をご紹介していきます!
①堺市の施工事例
「玄関→収納→洗面室→リビング→玄関」動線がある施工事例です。


帰宅後すぐに衣類を片付けて、手洗い・入浴・食事までがスムーズに完結。
家族みんなが快適に過ごせる動線設計です。
②羽曳野市の施工事例
「パントリー→キッチン」動線がある施工事例です。

キッチンのすぐそばにパントリーがあることで、食材や日用品のストックをすぐに取り出せて、調理や片付けがスムーズに。
③大阪府の施工事例
横並びダイニングの施工事例です。

横並びダイニングなら、「調理・配膳・片付け・洗い物」までが一直線の動線で完結。
品数が多い日も、キッチンとダイニングを何往復もする必要がありません。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回は共働き世帯の方へ向けて「家事楽動線」についてご紹介しました。
間取りをちょっと工夫するだけで、家事がグッと楽になります。
間取りアイデアで少しでも家事負担を減らし、家族との大切な時間をもっと楽しめる住まいづくりを目指しましょう。
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