建物の人間ドック

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今日から夏の甲子園が始まりました。

 

球児たちは真夏の炎天下でプレーをしてるのにもかかわらず、熱中症にもならずいつも笑顔でプレーしていて爽やかな気持ちになれるので、毎年心待ちにしてる阪口です。

 

今日は朝から吹田市で11月に着工予定のリフォーム現場の事前調査に来ております。

 

この建物は約50年前の木造建築で図面も何も無く、構造がどうなっているのかまったくわからない建物です。

 

ほぼ私と同級生なのでアチラコチラにガタが来るのは仕方がないことかもしれません。

 

人間ならばレントゲンやドックで体の不調がわかりますが建物はなかなかわかりません。

 

それで計画段階で天井や壁や床に穴を開けて実際の構造体を確認調査するという事になります。

 

 

内装や水回りのリフォームであれば問題ありませんが、今回のリフォームでは一部間取りを変更する部分があり、お客様のご希望もあって構造体の耐震補強工事も同事に行います。

 

 

「既存不適格建築物」と言う言葉をご存知でしょうか?

 

建築基準法だけに限らず、日本の法律は日々変化して基準が変更になっております、既存不適格建築物とは建築したときは合法だったのですが、その後の法改正で基準を満たしていない建築物ということです。

 

そのままでも罰則などはありませんが、法改正された基準に改修するのが好ましいという事が言われております。

 

 

今回のリフォームで今の基準に耐震も合わせますので、まだまだ現役で活躍できる建物になります。