改良杭とは?

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阪神タイガースファンの私にとって、今年の成績はとても悲しいです、まだ始まったばかりと強気な事を言ってますが16試合終わってまだ1勝というのは逆にすごいです。

 

昔はPL学園と試合しても良い勝負と冗談を言ってましたが、今の阪神は大阪桐蔭と試合しても勝てないのではないかと思ってしまいます。

 

本日は雨の中、広島県三原市で施工中の解体工事の定期視察に来ています。

 

建物の解体は終わり地中に埋まっている改良杭の引抜工事をしています。

 

 

改良杭とはなんぞや?という方もいらっしゃいますので簡単に説明いたしますと。

 

建物を建築するときに、ボーリングやサウンディング、最近は超音波試験などの地盤調査をおこないます。

 

その土地にその建物を建てて大丈夫か?

 

地面が柔らかくて傾いたりしないのかを調べる事を地盤調査といいます。

 

だいたいは問題ないのですが、昔その土地が田んぼや沼地だったり、近くに川があったり海が近かったり、また傾斜地だったり埋立地だったりすると理想的な強度が確保できないことがあります。

 

理想的な強度が確保できないと諦めるのか?

 

いえいえ諦めることなどできませんので、そのために硬い地盤まで杭を施工してその上に建築をします。

 

改良杭とはセメントと水と土をよく撹拌してかき混ぜてコンクリートの柱のようにして硬い地盤へ届かせるというものです。

 

電柱のようなものが建物のしたに何本も埋まっていると想像していただいた方がわかりやすいかもしれません。

 

地盤補強にも色々とあり、また杭の種類も色々とありますので、次の機会にご説明させていただきます。

 

 

この三原市の杭は約13mあります。

 

しかし、建物を解体するときにはこの杭も撤去をしないと地中障害物となります。

 

そのために大きな重機で、地中に埋まっている改良杭を撤去していきます。

 

撤去方法はいくつかありますが、今回はケーシングオーガ工法で施工しています。

 

長文になりましたが、簡単にご説明させていただきました。