腹筋運動も順調に回数を増やし、スクワットと腕立ても加えていこうと思う 石川です。
現在、工事途中の某新築木造現場ですが、初体験の階段を施工しています。
テレビなどでたまに見る、オシャレなお家の階段で、壁から段板だけが突き出ているというものです。
そんな階段をするだけでも初めてなのに、取り付ける壁は構造上では耐力壁と言って重要な壁で、さらにその壁の中に両方向から引き込む扉を収納しなくてはならなく、さらにその裏側にはかなり大きいテレビを埋め込み式にするということで、頭の中はパニック状態です。
ある程度は壁を厚くしますが、床のタイル目地と合わせるため制限があります。
壁の中で耐力壁の構造材と階段のささえる下地を組み合わせ、そこに扉を包む下地にテレビ埋め込む下地を組み合わせ、さらに電源やアンテナの配線のとともに、HDMIの配線がビデオや防犯カメラやらで3本入れることができる配管とインターネットに使う配管・配線などで、壁の中は僕の頭の中以上にパニック状態です。
しかも、この壁の仕上げはタイルを貼るということです。
壁下地をタイルの割り付けを考えて設計している寸法に合わせてつくるのも大変でした。(大工さんが)
それより、大変なのはタイル職人さんで、一枚が大きいタイル(600㎜×1200㎜)なので、階段が付くところを含めて壁全体を切り合わせるのはもっと大変だろうと思います。
ちなみにクロス職人さんは、クロスを切り合わせるのも大変なので、「この壁、クロスでなくて良かった~!」 て言ってました。
クロスでさえ大変なのにタイルを貼るって・・・・・・!?
今回は工事途中の写真で、最終にはタイルや木製の段板で仕上げます。
仕組みがかなりしっかりしていて、上り下りしてみても違和感や不安感が全くなく、これを取り付けた職人さんも大絶賛していました。
お客様のお許しを頂けたら、仕上がった後に全体的に撮影して、お目にかけられるかと思います。
今回はこの辺で失礼します。